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懐かしい曲

この夏のある日、副業の仕入れから帰ってきたテンが
「おもろいもんあんで」と言うので、
ダンボールと本が積み上げられた4.5畳の部屋へ行ってみると、
懐かしい8cmシングルCDの束が。
どれも90年代と思われるもので、
私が10代だった頃に流行りだった曲がたくさんありました。
涙がキラリ☆、エロティカセブン、名もなき詩、
OverDrive、スワロウテイルバタフライなどなど。
知らない曲もたくさんありましたが、
夜中に時間を忘れて1枚1枚見てしまいました。
その中に、思い出深い懐かしい曲が!
高校1年生の頃に大好きでよく聴いていた曲。
東野純直『君とピアノと』。

高校生活が楽しかったか?と聞かれれば、私の答えは「別に」。
なんだかとってもかわいくない言い方ですがそれが本当です。
部活だけは楽しかったし、私の財産になったと言いきれますが、
放課後までの生活はあまり楽しくなかった。
というよりも、今だからわかるのですが、楽しみ方を知らなかった。
もっと正確に言うならば、楽しもうとしていなかった。
部活に大親友ができたし、クラスに親友がいなくてもいいと思っていたし、
ほどほどに付き合えばいいと思っていた。
本当にかわいくない言い方ですね。でも本当なんです。
もったいなかったな、今だから思えます。

そんな高校1年生の時のこと。
「芸術」が選択制で、美術、音楽、書道とあり、私は音楽を選択していました。
音楽を選択すればクラシックギターが必要で購入しなければならず、
そのギターが目的で音楽を選択したことをはっきり覚えています。
1年生の終わりに、修了の証にそれぞれ自由なメンバーと
自由な曲で自由に表現して音楽会を行うことになりました。
私はいつも一緒に授業を受けていたTちゃんと組むことになりました。
何をどうするか決める時に、
Tちゃんが「『君とピアノと』って知ってる?」と聞いてきたので、
「知ってる知ってる!めっちゃ好き!」「ウチもめっちゃ好きやねん!」となり、
すぐに決まりました。
Tちゃんはとてもピアノが上手で、絶対音感があり、聴けば弾ける子でした。
趣味で家で鍵盤こちょこちょしてる程度の私でも弾ける譜を
Tちゃんが書いてくれました。
そしてTちゃんがグランドピアノ、私が電子ピアノで演奏することになりました。
何度かTちゃんの家に行って練習したのですが、
途中でTちゃんが、やっぱり歌もあった方がいいと言い出しました。
りるび。ちゃん、歌ってぇやと言うので、
無理無理無理無理!あかんあかんあかんあかん!と断りました。
Tちゃんも歌は嫌がったので、助っ人で(助っ人と使っていいというルールがありました)
中学生の時にコーラス部だったYちゃんに頼んでみました。
Yちゃんは『君とピアノと』を知らなかったのですが、引き受けてくれました。
でも「1人では嫌!」ということで、Yちゃんの選択でKちゃんとHちゃんを誘い、
結果ボーカル3人を助っ人に迎えるという、よくわからない状態になったのですが、
その形で無事本番を終えました。

Tちゃん、どうしてるんかな。
ちょっと不思議で変わったところのある子やったけど、
私にはない素直さのある子で好きやったなぁ。
卒業した後、大学生の時に一度駅の改札で声をかけられた。
近況を言い合った後、選挙の話をされた。
その後何度か選挙のたびに自宅に電話がかかってきたけど。
高校生活の楽しみ方がわからなかった私ですが、
Tちゃんと一緒に『君とピアノと』を演奏したことは
素直に「楽しかった」と言える思い出です。

高校生の頃と言えば。
3年生の時に担任だった当時30代半ばの女性のS先生(1男1女の母)が、
卒業前にこんなことを言いました。

私がおまえらの年の頃には、別にいつ死んでもええわと思ってた。
特別つらいことがあったわけちゃうけど、楽しいことも何もなかった。
だから死んでもええって思ってた。
でも今日まで、自分が思ってたよりもいいことがそれなりにたくさんあった。
知らんかったことがたくさんあった。こんなこともあるんやと思えた。
今は何言うとんねんと思ってくれていい。
もし、おまえらの中に死んでもええわと思ってる人間がいてるなら、
とにかく生きときや。

そんな内容でした。ものすごくものすごく印象に残ってる。
当時の私は、死んでもええわと思ったことはありませんでした。
でも楽しさがわからないのに加えて、
食べ物を飲み下せないという大問題を抱えていました。
だから余計かもしれませんが衝撃的な話でした。
たくさん心配と迷惑をかけたS先生には、
今でも年賀状で近況を伝えています。

きっと今なら うまく愛せる~♪
じゃないけど、もし私が高校生に戻れたら。
もっと上手に高校生活送れるかな?
それとも私はやっぱり私かな?

『君とピアノと』 東野純直
↑YouTube



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プロフィール

りるび。

Author:りるび。
パニック障害を乗り越えて、結婚。男の子3人の母。結婚生活を送る上で、子育てをする上で、物事の考え方に変化が。子供とともに成長中。
ダンナ(テン):天然で楽観主義。開業、転職を繰り返しどうにか落ち着く。
長男(マル太):何かと器用で飄々とした小学5年生。
次男(セン次):小学2年生。よく笑い、よく食べる。言葉と情緒、見守り中。
三男(ケンゾー):幼稚園年中。おませで口達者。でも甘えん坊。

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