2023.08.27(Sun)
昨年の今頃、コロナで寝込んでいました。
最近は職場以外の場所でマスクを着けることはほぼありません。
マスクをするようになってからしていなかった口紅。
春、数年ぶりに新しいのを買ってつけてみたら、
派手というか若作りして見えるというか、なんか浮いてる。
色選び失敗したかもと思いましたが、今はなんとも思わない。
むしろ馴染んで見える。
人間っていろんなことをすぐに忘れたり慣れたりできるんですね。
はじめはマスクをすることに抵抗があったはずなのに、
外していいよと言われたら、今度は外すことに抵抗があったり。
外すようになったら、こんなの暑くてしてられないと思ったり。
昨年の夏は、家以外ではずっと着けっぱなしだったのに。
さて。
4年半ほど開封もせずにしまっていたDVDを観ました。
2015年3月、結果的に晴茂くんの国内最後のライブに
なってしまったサニーデイ・サービスの渋谷公会堂のDVD。
サポートなしの3人こっきりのライブ。
発売された当時は数量限定で
私がその存在を知った時にはすでに完売していました。
2015年ってケンゾーが2歳になる年で、
それどころじゃなかったし、音源は別で聴けたし、
まあ別に映像はいいかなーと
特に悔しい気持ちもありませんでした。
その後、晴茂くんが亡くなって、
ネットに高額で出品されるようになって。
曽我部さん、再発売しました。
(再結成後はずっと曽我部さん自身の会社からのリリースです)
それで私も買ったのですが、
観る気になれずにずっとしまっていました。
観たら終わってしまう、という気持ちも少しありました。
だからこの夏に観た映画でその映像が流れた時は
ドキッとしてしまいました。
そして、ちゃんと観ようと思いました。

「3人にしかできない音楽」。
まさにそれでした。
昔のピリピリした感じはなくなりましたし、
何より曽我部さんの歌い方がずいぶん変わりましたが、
これは紛れもないサニーデイ・サービスの音でした。
音源は聴いてたんですけど、映像を観るとまた少し違います。
晴茂くんはやっぱりミュージシャン然としてなくて、
キャスケットを深く被っているので表情も分かりづらい。
ただただドラムを叩いてました。
ギリギリまで中止にするか迷い、
いつドラムが止まるか分からない状態だったそうですが、
25曲叩いた晴茂くんを見ていると、
どうにかならなかったのかな、つい思ってしまいます。
でも、映画でサポートの新井仁さんが言っていたように、
みんなやれることはやった、それが全てなんでしょうね。
私に何が分かるねんって話です。
ただ、できて本当によかった。誰にとっても。
大学生の時、バイトをしては長期休暇に海外へ行ってました。
いつも90~100分くらいのカセットテープに
いろんな人のいろんな曲をダビングして
小さなラジカセを一緒に持って行きました。
曲目は毎回変わりますが、最後の曲だけいつも同じでした。
「24時のブルース」 1998年(YouTube)
この曲は生ドラム以外にずっとリズムボックスが流れていて
( どうやらリズムボックスに合わせて録った
ギターと歌のデモテープがそのまま使われたようです)
ピアノも入り、壮大なストリングスも入っています。
曽我部さんのこだわりが強くなり始めていて、
晴茂くんのドラムは何度も録りなおしたそうです。
下は渋谷公会堂のライブ。
リズムボックスはなく、ベース、ギター、ドラム、ヴォーカルのみ。
昔は3人だけで「24時のブルース」をやるなんてなかった、
確か何かでそう読んだことがあります。
危うげだけど、スネアドラムのリムを叩くリズムと音が
とっても心地よいです。
「24時のブルース」 2015年ライブ(YouTube)
最近は職場以外の場所でマスクを着けることはほぼありません。
マスクをするようになってからしていなかった口紅。
春、数年ぶりに新しいのを買ってつけてみたら、
派手というか若作りして見えるというか、なんか浮いてる。
色選び失敗したかもと思いましたが、今はなんとも思わない。
むしろ馴染んで見える。
人間っていろんなことをすぐに忘れたり慣れたりできるんですね。
はじめはマスクをすることに抵抗があったはずなのに、
外していいよと言われたら、今度は外すことに抵抗があったり。
外すようになったら、こんなの暑くてしてられないと思ったり。
昨年の夏は、家以外ではずっと着けっぱなしだったのに。
さて。
4年半ほど開封もせずにしまっていたDVDを観ました。
2015年3月、結果的に晴茂くんの国内最後のライブに
なってしまったサニーデイ・サービスの渋谷公会堂のDVD。
サポートなしの3人こっきりのライブ。
発売された当時は数量限定で
私がその存在を知った時にはすでに完売していました。
2015年ってケンゾーが2歳になる年で、
それどころじゃなかったし、音源は別で聴けたし、
まあ別に映像はいいかなーと
特に悔しい気持ちもありませんでした。
その後、晴茂くんが亡くなって、
ネットに高額で出品されるようになって。
曽我部さん、再発売しました。
(再結成後はずっと曽我部さん自身の会社からのリリースです)
それで私も買ったのですが、
観る気になれずにずっとしまっていました。
観たら終わってしまう、という気持ちも少しありました。
だからこの夏に観た映画でその映像が流れた時は
ドキッとしてしまいました。
そして、ちゃんと観ようと思いました。

「3人にしかできない音楽」。
まさにそれでした。
昔のピリピリした感じはなくなりましたし、
何より曽我部さんの歌い方がずいぶん変わりましたが、
これは紛れもないサニーデイ・サービスの音でした。
音源は聴いてたんですけど、映像を観るとまた少し違います。
晴茂くんはやっぱりミュージシャン然としてなくて、
キャスケットを深く被っているので表情も分かりづらい。
ただただドラムを叩いてました。
ギリギリまで中止にするか迷い、
いつドラムが止まるか分からない状態だったそうですが、
25曲叩いた晴茂くんを見ていると、
どうにかならなかったのかな、つい思ってしまいます。
でも、映画でサポートの新井仁さんが言っていたように、
みんなやれることはやった、それが全てなんでしょうね。
私に何が分かるねんって話です。
ただ、できて本当によかった。誰にとっても。
大学生の時、バイトをしては長期休暇に海外へ行ってました。
いつも90~100分くらいのカセットテープに
いろんな人のいろんな曲をダビングして
小さなラジカセを一緒に持って行きました。
曲目は毎回変わりますが、最後の曲だけいつも同じでした。
「24時のブルース」 1998年(YouTube)
この曲は生ドラム以外にずっとリズムボックスが流れていて
( どうやらリズムボックスに合わせて録った
ギターと歌のデモテープがそのまま使われたようです)
ピアノも入り、壮大なストリングスも入っています。
曽我部さんのこだわりが強くなり始めていて、
晴茂くんのドラムは何度も録りなおしたそうです。
下は渋谷公会堂のライブ。
リズムボックスはなく、ベース、ギター、ドラム、ヴォーカルのみ。
昔は3人だけで「24時のブルース」をやるなんてなかった、
確か何かでそう読んだことがあります。
危うげだけど、スネアドラムのリムを叩くリズムと音が
とっても心地よいです。
「24時のブルース」 2015年ライブ(YouTube)
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