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良いお年を

今年の初め辺りに、42歳の目標として
「丁寧に」を掲げました。
お米を洗っている時、気が急くとお米が数粒流れていく。
そういうことをなくしていきたい、と。
『かもめ食堂』の小林聡美さんの所作が目標だ、と。
ここに書いたので頭の片隅で意識はしてきたつもりですが、
今年もお米が流れていくことがありました。
まだまだです。
今年は半分以上の期間、膜が張って
自分が自分じゃないみたいな時期もありましたし。
ブログタイトルじゃないですけど
「私いま、ここにいる?」みたいな。
世の中のことではなく、
個人的なこととしていちばん大きな出来事は
薬を再開したこと。
薬のおかげで我に返って
パニック障害と向き合いながら生きていく決心が
やっとつきました。
来年も薬と上手く付き合いながら
「丁寧に」を目標にしたいと思います。
よく婦人向けに雑誌とかネットに書かれた
「丁寧に暮らす」みたいなのとはちょっと違いますよ。
もっと単純に「丁寧に」なりたいです。
それから、わかりやすいところで言えば・・・
来年は働きたい。
働かなあかん、が正解かもしれませんけど。


今年は振り返れないくらい、いろんなことがありました。
今も進行形で、振り返るのは難しいです。
なんでもそうかもしれませんが、
振り返ることができるのは終わった時、過ぎた時。
「あんなことがあったね」
そうやって振り返ることができる日がやって来ますように。


今年も訪問いただき、ありがとうございました。
皆様、良いお年をお迎えください。




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白いものたち

月曜日の朝、2回目に回した洗濯機に異変が。
給水の音がいつもと違う。
というか、明らかにほとんど給水されてない。
その1週間ほど前からちょっと兆候はあったんですよね。
給水のホースがガタガタ振動する時があって。
そして1年前からほんの時々なんですが
残り湯取りをしない時があったんですよね。
給水ホースを外して蛇口を回すと水が出る。
ということは問題はやっぱり洗濯機で起こってる。
給水フィルターを掃除してみたりしたんですけど
どうにもならず。
取扱説明書によると、ウチの洗濯機は
1日1.5回の洗濯で7年設計ということ。
我が家は毎日洗濯機は2~3回は回します。
すでに8年目に突入していて、これはもう
頑張って頑張って頑張ってくれた結果と判断しました。
お風呂の蛇口からホースで給水できないこともないですけど、
朝の忙しい時に放置して大変なことになっても困るので
月曜日の2回目分と、火曜日の1回目2回目分、
水曜日の1回目2回目分、木曜日の1回目分まで
実家に洗濯物を持ち込ませていただきました。
その量に驚かれましたけど。
木曜日の朝、送り出す洗濯機とその周りをせっせと掃除して
玄関との動線を整えて、昼過ぎに新しい洗濯機を迎えました。
新しい洗濯機、
気持ちよくて昨日はカーテンも洗って4回回しました。
いきなり酷使してしまってますが、
大活躍していただくことにします。
しかしこの出費はかなり響きますね・・・
働きたいなー。
仕事探してるんですが、なかなか難しいです。
体調のこと、セン次のこと、
ケンゾーが15時前には帰宅すること。
まだ私にとっては時期尚早かなぁ。

ちなみに前回の洗濯機も今回の洗濯機も
日立の「白い約束」。
ちょっと音が大きい、
洗濯中の中の様子が見えないなどはありますが
サイズがこれの7㎏がとにかくいちばんピッタリなんです。


こちらは「白い恋人」。頂き物です。
マル太とケンゾーが奪い合っておりました。
美味しいもんねぇ。

IMG_20201209_202820_convert_20201219113114.jpg


こちらも『白い恋人』(YouTube)。
今も聴くことあるので
聴いたからって時が戻ることはありませんが、
シングルのCDわざわざ取り出して聴くことはないので
この白いジャケット見たら、ちょっと時が戻りました。




中学生の頃のこと

先日、長男マル太が担任(30代男性)の先生に
クラスの皆の前で何人かで叱られたんですが、
その内容に納得いかなかったようでかなり反論したようです。
はじめはマル太一人で反論していたそうですが、
マル太の言い分が先生に通じないので
周りの子たちもヒートアップし始め、ついに一人の子が
さっきから先生のいいように話持って行ってますよね?
というようなことを言ったところで
「もう今日はおわり」となったそうです。
マル太も同じように感じていたそうですが
さすがにそれは言われへんかった、
それ言うてまうか~と一瞬焦ったと言ってました。
ただ帰ってからも
「あんなんやから嫌われんねん!」
としばらくイライラが収まらない様子でした。
中学生の言葉はなかなか辛辣ですね。
私もそうでしたもん。
事細かな内容は書きませんが、
こういうのは片方の言い分(特に自分の子ども)
だけを聞いて鵜呑みにするのはよくないですけど、
翌日同じクラスの子(叱られたメンバーではない子)の
お母さんに会った時に
「みんなが言うほど先生のこと嫌いちゃうけど
今回のはさすがにちょっとなって言うてたで。」と言われたので、
周りから見ていても「?」と思う部分があったんだとは思います。
前置きが長いですが、
親が首突っ込む場面でもないですし
マル太のことはマル太が解決すればいいので
これは本題ではありません。

今回その話を聞いて、
自分の中学生の時のことを思い出したので
それをちょっと書こうかなと思いました。
もしも途中で不快になった方はスルーしてください。


私は剣道部に所属していたのですが、
顧問の先生が当時30代くらいの女性の体育教師でした。
以下、T先生と書きます。
ある意味純粋なくらいに体裁第一の先生で、
私には初めから良い印象はありませんでした。
はっきり書くと嫌悪感を持っていました。
1年生の終わりごろだったと思いますが
剣道部1年生女子の中でちょっとしたトラブルがあり、
部活が終わった後に運動場のそばで少し揉めていました。
運動場ではまだ練習している部もありました。
そこへT先生が走ってやって来て
慌てて私たちを誰もいない場所へ連れて行きました。
何があったのか訊ねるのかと思ったら
言った言葉は小声でしたが怒気は強く、
「おまえらケンカは学校の外でせんか!
剣道部が問題のある部に見えたらどうすんのや!」でした。
その時私はT先生を心からつまらない大人だと思いました。
翌日、職員室にT先生を訪ね、
「剣道は好きですけど、T先生の考え方が嫌いで
ついていきたくないので退部させてください」と言いました。
T先生の驚いたまるい目を今もおぼえています。
私はどちらかと言うとおとなしい子で、
当時はたぶんまだ身長140㎝ないくらい。
生理もまだまだ始まっておらず私服を着ていれば
小学生にしか見えないような子だったので驚かれたと思います。
そうでなくてもそんなこと言われたら驚きますね。
その時周りに他の先生がいたかどうかおぼえていませんが、
T先生にしてみればそれこそ
「他の先生に聞かれたらどうすんねん」だったと思います。
たぶんその翌日だっと思いますが
クラス担任のA先生(40歳くらいの男性)に呼び出され、
「おまえなぁ」と苦笑されました。
自分の気持ちを話すと
「しゃあないな、剣道部のある高校に行くしかないな。」
と言われました。
そして「おまえにはまいった。」と言って笑っていました。
そこにはなんとなく私を褒めてくれているニュアンスがあり、
子供ながらにA先生もT先生に対して
何か思うところがあることが分かりました。
まあでも私の言った言葉はそれこそ「それ言うてまうか~」と
マル太から突っ込まれそうな言葉でしたね。
高校で私は剣道部に入り、
中高同時に行われた地域の大会でT先生に再会しました。
目が合って私が会釈すると、
あの時と同じようなまるい目をしてT先生も会釈しました。
言葉はお互いありませんでした。
それ以来お会いしたことはありませんが、
友達がこんなことを言っていました。
弟が中3の時にT先生のクラスになって
行ける高校がなくて一生懸命探してくれた、
りるび。ちゃんは嫌ってたけどいい先生、と。
もちろん口には出しませんでしたが心の中で
「そらそうやん。あのT先生が自分のクラスから
進路の決まらん子出すわけにいかへんもん。」
と思っていました。
(それにそこは一生懸命になるの当たり前ですよね)
それから後に、まだ若いうちにどこかの中学校の
校長先生になられたと聞きました。
その時も「T先生らしいわ。そこへの近道のために
あんな指導しかできひんかったんやわ。」と思いました。
もう私にはT先生に対して
ひねくれた見方しかできなくなってしまっていました。
今、この年になったら少しはT先生のことがわかるかというと・・・
やっぱりわかりません。
ひとつ思うのは、あの時なぜ私があんなことを言ったのか、
T先生はたぶんわかっていなかっただろうということです。
ある意味純粋なくらいでしたから。
ちなみにこの一件で退部した子がもう一人いました。
3年生になる前に東京へ転校してしまいましたが、
今も友達です。

決してT先生の悪口を書きたかったわけではありません。
自分の体験を書きたかっただけです。
T先生は特に評判の悪い先生ということはありませんでしたよ。
剣道だって未経験で顧問になり、
さすがは体育教師でそこから習得して段位取られましたし。
私とは相性が合わなかっただけです。
私からすると段位取得も体裁のために見えてましたから。
誰にとっても良い先生もいなければ、
誰にとっても良くない先生もそうそういないと思います。


マル太ははっきりものを言いますが、私よりずっと賢い子です。
6年生の時の先生にこんなことを言われたことがあります。
中立的な目線を持つことができる子です、
何かトラブルがあってもマル太くんが入ってくれるとうまくいく、
安心して見ていられます、と。
今回の件もまずは自分たちの良くなかった点について認めた、
自分たちの主張を聞いてもらうためにそれは必須と言っていて、
わが子ながら冷静で賢いなと思いました。
ただ今回は上手く通じ合うことができなかったようですね。
でもマル太は「先生が嫌い」なんて言ってしまう私より
ずっと上手に10代を過ごしていけるんじゃないかな、
と思います。




プロフィール

りるび。

Author:りるび。
男の子3人の母。パニック障害発症から20年。11年間の断薬を経て、新たにパニック障害と向き合う。
ダンナ(テン):天然で楽観主義。
長男(マル太):何かと器用で飄々とした高校1年生。
次男(セン次):中学1年生。支援学級在籍。言葉と情緒、見守り中。
三男(ケンゾー):小学4年生。おませで口達者で甘えん坊。

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