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青春回顧録5

夏が始まるみたいに暑い日があったりで、
子供たちの体調はいまいち。
セン次は運動会を休んでしまいました。
セン次、小学生になったら
支援学級に入ろうか、
通級指導教室に通おうか、
迷い中。


では続き。

私のサニーデイ友達は2人いました。

1人は大学で同じ学部にいたYくん。
知り合ったのは1回生の冬か2回生の春か、それくらい。
友達の友達で、学部の喫茶休憩室で会ったのが初めて。
彼はとても音楽が好きで、洋楽にとても詳しい人でした。

もう1人は浪人時代に後半だけ同じ予備校に通っていたSくん。
理由は忘れたけど別の校舎から転校(?)してきました。
同じく友達の友達で予備校時代は会ったら挨拶をするくらいで、
会話らしい会話をしたことはありませんでした。
彼は音楽・読書・野球を愛してやまない人でしたが、
当時はそんなこと全然知る機会もありませんでした。

大学のYくんは邦楽をバカにしていました。
そんなもん聴けるかって感じで。
私は大滝さんを聴くようになって、
洋楽とか邦楽とかそんなことはどうでもいいと思うようになっていて、
ついつい出しゃばってはっぴいえんどのCDを半ば強制的に貸しました。
彼も仕方なく聴いたのでしょうが、
後日、もう買ったから!と言って私にCDを返してきました。
昔はこんな音楽が日本にもあったんやなって興奮してました。
やろ?やろ?と私はまたまたついつい調子に乗って、
昔だけちゃうしな~ってサニーデイを薦めておきました。
いや~今のは聴く気にならんわ~って感じでしたが、
それでもちょっと聴いてみようと思ったのか、
レンタルで『東京』借りてきたようで。
後日、りるび。ちゃんありがとう!って。
最初の数曲聴いてCD買いにレコード屋に戻ったそうです。
これはレンタルで聴いてる場合じゃないと思ったとか。
お気に入りのアルバムは自分のCDで聴きたいというこだわり?
そのへんは私にはよく分かりませんでしたが、
とにかくYくんはサニーデイを好きになり、
そしてそれをきっかけに日本のバンドをたくさん聴き始め、
私なんかよりうんと詳しくなりました。

あまり交流のなかったSくんとは、
やっぱり1回生の冬か2回生の春かそれくらいに
予備校時代の友達で集まった時に初めて会話をしました。
友達の誰かから聞いたみたいで、
「りるび。さんってスピッツ好きなんやろ?」って話になって、
そこから音楽の話になり・・・
(予備校の友達とはスピッツの話をよくしていました)
彼は洋楽も邦楽も古いものを好む人で
当時の音楽には詳しくなさそうでした。
で、はっぴいえんどの話になって
「はっぴいえんど聴くん!?」と驚かれたりなんやかんやとあって、
最終的にまたサニーデイをお薦めして・・・という感じ。
Sくんはその時、サニーデイの存在すら知りませんでした。
そして後日、Sくんが家に電話をしてきてくれました。
(私は4回生まで携帯持たずに生きた化石扱いされてました)
「ええもん教えてくれてありがとう」って。

だから2人とも私がサニーデイ好きにして
サニーデイ友達にしたようなもんです。
私はサニーデイの話を人にするのはあんまり好きじゃなくて、
人に薦めたりとかなかったのですが、
なぜかこの2人には薦めました。
きっとサニーデイを好きになるだろうという
何かがあったんだと思います。

ちなみにYくんとSくんはお互い顔を合わせたことはありません。
2人とも穏やかで優しい性格でしたが、
Yくんには秘めた攻撃的な部分があり、
いつも何かに腹を立てているようなところがありました。
Sくんはどんなことも受け入れるような寛大な部分があって、
そこは違いましたが。
とにかく音楽と読書に関しては共通点が多かったです。
2人が別の場所で同じようなことを言うので、
なんか可笑しかったです。
そして彼らと話すと、
YくんもSくんも私と違って本当の音楽好きだと感じました。
私は本当の音楽好きではないと感じたとも言えます。
本物とか偽物とかがあるのかどうかわかりませんが。

さて。
Yくん、Sくんとサニーデイ友達になるより少し前。
はっぴいえんどを聴き始めてまもなくの頃。
サニーデイの4thアルバムが出ました。
1st、2nd、3rdアルバムは
それぞれ2年遅れ、1年遅れ、半年遅れで聴いていましたが、
アルバムに関してはここで初めてリアルな時間に追いつきました。
当日店頭に並ばないなんてことも
売り切れて買えないなんてことも
きっとないだろうと思いながらも予約。
これは毎回のこと。
サニーデイのアルバムは
予約しておかないと落ち着かないのでした。
あと何日って数えながら楽しみにしてたなぁ。


4thアルバム『サニーデイ・サービス』(1997年10月)12曲

秋が深まってくるとこのアルバムを思い出します。
19年前のちょうど今頃です。
白黒ジャケットで牛がたくさんいます。
中身も全て白と黒。
ブックレットはわら半紙?ざら紙?のような素材で、
(あんなグレーっぽい色じゃないですけど)
今19年の時を経て、
周りから灼けたように変色してきていて、
古い本の香りがします。
バンドの色が濃く出たアルバムで、
4枚目にしてバンド名がタイトルになったのもわかる気がします。
きっとこの時期はバンドが最も好調だったのではないかと
勝手に推測しています。
・・・そんなに勝手でもなく、たぶん実際そうなんだと思います。
3人の存在感がそれぞれ同じくらいずつある感じ?
私は特にアルバム通してドラムの音が大好きです。

『星を見たかい?』(『サニーデイ・サービス』から)
名曲だらけなんですが、
Come on baby~
のところが好きすぎるという理由で
この曲載せます。






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青春回顧録4

日中と朝晩や、
陽のあたる場所とあたらない場所。
今の時期1日の中での気温差が激しいですね。
毎朝子供たちに何を着せるか悩んでいます。

さて、続き。
1997年9月26日のこと。
その日はサニーデイのシングルがリリースされた日で、
(『NOW』っていう曲でチョコレートのCMで流れてた)
夕方レコード屋さんで買ったCDをかばんに入れて
塾講師のアルバイトに行きました。

授業が全部終わって、残った作業をしていたら、
先輩のT先生(男)が、何の曲か忘れましたが
真心ブラザーズの曲を口笛で吹いてました。
『○○○(曲名)』ですねって何気なく私が言ったら
その先輩が思いがけず反応しました。
りるび。さんはどんな音楽が好きなん?って。
あんまり人とサニーデイの話はしたくなかったんですが、
ウソを言う必要はまったくないので、
サニーデイ・サービスが好きです、
帰ってから今日買ったシングル聴くのが楽しみです、
というようなことを言いました。
へー!ちょっと意外!みたいな反応でした。

そしたら今度は先輩のS先生(男)が何?何?って寄ってきて、
(S先生はインドでシタールを習い、弾けちゃいます。)
T先生がかくかくしかじか・・・。
最近の(当時の)日本のバンドに詳しくないS先生が
リスニング用の塾のCDラジカセを引っ張り出し、
ちょっとそのCD聴かせて、となり・・・
帰って一人で聴きたかった私は
「えっ・・・」と戸惑いながらも
断るのもどうかと思い、CDを渡す。

4曲が順番に流れる中で、
(まさか塾でこんなふうに聴くことになるとは・・・
って私はなかなか複雑な気持ちの状態でした)
T先生が
「ね?はっぴいえんどっぽいと思いません?」って。
で、S先生が
「ほんまやな、大滝詠一と松本隆って感じやな」って。
これが私がはっぴいえんどを聴くきっかけになった日。
長くてごめんなさい。

ちなみにその場にいた同期のWちゃん(女)が
サニーデイに興味を持って、アルバム貸してほしいと。
T先生が『東京』借りたらいいねんという感じで。
サニーデイのCDを人に貸すのは当時はかなり抵抗があって、
しかも『東京』は初めて聴いたアルバムで
思い入れも強かったのですが。
断る理由も自分でもよく分からなかったので
後日Wちゃんに持って行きました。
T先生、S先生、Wちゃんとはその後大変仲良しになり
(その3人だけじゃなく塾の人たちとは本当に親密になった)
いろいろと濃い時間を過ごしました。


で、はっぴいえんど。
前々からお店でCD見かけては気になっていた、
ジャケットのインパクトが強すぎるよくわからない昔のバンド。
T先生とS先生のすすめでやっと手を伸ばしてみた。
これは以前に書いたけど(誰も覚えてないくらい前です)
頭がスコーンと入れ替わったみたいな衝撃でした。

そしてS先生は、大滝詠一の曲が大好きになった私に
大滝さんのカセットテープをたくさん貸してくれたり、
ナイアガラの本をもういいからあげるって渡してくれたりしました。
そこから当時の(60年代後半~70年代前半)の邦楽や、
その時代の人たちが影響を受けたであろう洋楽を聴いたり・・・
姉に「まったくわからへん」と言われる方向へ
どっぷりはまっていったのでした。
楽しかったなー。
毎日わくわくしてたなー。


『十二月の雨の日』 はっぴいえんど
最初に買ったアルバムに入ってる曲で、
全部聴き終わった後にリピートしまくった曲。
で、私大滝さんに関してはミーハーだと思います。
このライブの最初の
「暑くてやりにくいんですけども」
ぽいー!!大滝さんぽいー!!って
興奮できますから(笑)
すんごい演奏かっこいいです。










青春回顧録3

運動会シーズンです。
春に運動会を行うところもあるようですが、
こちらは秋です。

さて、間は空きましたが引き続き青春回顧録です。

大学に入学するより先に、塾講師のアルバイトを始めた私。
バイト代をいただけるようになって、
欲しかったCDをハイペースで買うようになりました。
この頃はバイト代はCDにほぼ使うような感じだったと思います。
あとコンポも買ったなぁ。小さいのですけど。
買ったCDの中にはサニーデイの1stアルバム『若者たち』、
3rdアルバム『愛と笑いの夜』がもちろんありました。


1stアルバム『若者たち』(1995年4月)10曲

ジャケットも歌詞もクレジットも曽我部さんの手書き。
『東京』とは印象の違うバンドサウンドでびっくりでしたが、
このアルバムもめちゃくちゃ好き。
歌詞の後に、Thanks for inspirations of として
漫画の題名と作者がずらりと書き並べられています。
このせいで(?)、紛い物扱いされることもあったとか。
既存の感性でしょ!ってことかな?
でも、そんなの書き並べたら
いろんな言われ方をすることは誰でもわかることで、
あえてそれをやるという(笑)
ほんとにそうかな??という挑発?は考えすぎかなー。
でも、言うなら言ってくれってとこかな?
だとしたらすごい心臓(笑)

『素敵じゃないか』(『若者たち』より)
これだって「おや?」って思う人もいるわけで。
でも当時の私はそんなこと知らないし、
そんなことはどうだってよかった。
とってもいい曲。とってもいい音。
まさに、素敵じゃないか。




3rdアルバム『愛と笑いの夜』(1997年1月)10曲

姉はこのジャケットを妙に嫌った。
感じが悪い、音楽はいいのに人が気に入らないって。
これ香港。
ちょっと古めかしい都会的な雰囲気が
音楽と合っていて私は好きだけど。
これもたくさん聴いたなー。

このアルバムが出た後のインタビューを雑誌で読みました。
そこで曽我部さんが言ってた言葉。
ずっと『東京』みたいなことをやってれば
喜んでもらえるのかもしれないけど、
そんなことやってられないって。
ずいぶん突き放した言い方をするんやなぁって思ったけど、
これ、今も一貫して曽我部さんがやってることだと思う。
で、曽我部さんばかりが喋って
2人はほとんど喋ってないみたいだった。
載ってた写真もやっぱり愛想のない感じで(笑)
(3人の身長が見事に揃ってるのが
どこか冷たい印象を作ってる気がするのですが)
で、最後にインタビュアーに
「傲慢ですね」って言われてるのがちょっと笑えたけど、
(演奏ヘタともずばり言われてた気がする)
なんかすごい人だと思った。
でも少しだけ、
読まなければよかったって気持ちになりました。

『忘れてしまおう』(『愛と笑いの夜』から)


サニーデイに対してミーハーな気持ちは
少しもと言っていいくらいなかった。
たとえば私で言えば、
カーネーションの直枝さんに対しては
少なからずミーハーな気持ちがある。
かっこいい!生の歌声聴いてみたい!とか。
心がキャーキャーする感じ。
インタビューとか読むのもウキウキした気持ちで読めるし。
でも、サニーデイは違った。
好き!ってあんまり人に言いたくなかった。
一人で部屋で聴いていたかった。
雑誌のインタビューとかもあんまり読みたくなかった。
もちろんいくつか読んだことはありますが、
いつも読もうかどうか戸惑いがあって、
恐る恐る読むようなところがあった。
知りたい気持ちよりも知りたくない気持ちの方が勝ってた。
深夜の音楽番組の出演もあんまり見ようと思えなかった。
その理由は・・・
ただただ一人で聴きたかったから。
情報が雑音になる気がしてたから。
だったんだと思う。
だから私はサニーデイが大好きだったけど、
サニーデイに詳しくはありませんでした。
再結成後は・・・
情報の拾いやすい時代になったこともありますし、
私がいろんなことを受け入れられる年齢になったのもあって。
インタビュー読んだり、時にSNS覗いたりもしますが。
(まあ当時はSNSなんてありませんでしたし)
それでもミーハーな気持ちはやっぱりない。
心がキャーキャーすることはない。
ただどうしようもなく好きなだけで。

再結成後に曽我部さんがこんなこと言ってました。
サニーデイの音楽は、
隣の人から届く手紙みたいなもんだったんじゃないかって。
それ読んだ時、そうかなぁ??って思ったけど、
今これ書きながらそうかもしれないと思えてきました。
当時の私は誰かから届いた手紙を
一人で部屋でにやにやしながら読んでたんやな~って。
それで、それこそが私の青春やったんやな~って。
大学生活、海外旅行、バイト、恋愛、それよりもずっと濃い青春。
暗いですか?(笑)
でも、きらびやかで華やかな青春なんてそうそうないと思うんです。
青春っていうのはほとんどがイケてないものなんでは?って。
イケてないことこそ青春、は言い過ぎかもしれないけど、
でもそういうものなんじゃないかなぁ。

 そっちはどうだい うまくやってるかい
 こっちはこうさ どうにもならんよ
 今んとこはまあ そんな感じなんだ

なんじゃないかなぁ。


プロフィール

りるび。

Author:りるび。
パニック障害を乗り越えて、結婚。男の子3人の母。結婚生活を送る上で、子育てをする上で、物事の考え方に変化が。子供とともに成長中。
ダンナ(テン):天然で楽観主義。開業、転職を繰り返しどうにか落ち着く。
長男(マル太):9歳。何かと器用で飄々とした小学4年生。
次男(セン次):7歳。小学1年生。よく笑い、よく食べる。言葉と情緒、見守り中。
三男(ケンゾー):3歳。おませで口達者。甘えん坊。

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